2020年09月12日
コロナ禍でさまざまな制限があるものの、少しずつ以前のように興行が再開され始めたボクシング界。
先日9月6日は、新人ボクサーの登竜門でもある東日本新人王予選が後楽園ホールで開催されました。
そこに当ジムの阿部愛斗選手が登場!
阿部選手といえば2019年、あの井上尚弥選手の伝説となったノニト・ドネア戦の同じリングでデビューを果たし見事1R TKOで勝利を飾った期待の新人です。
コロナ禍の影響でデビュー戦から試合間隔が長く開いてしまいましたが、その間もしっかりと走り込み、できる練習を毎日毎日愚直に積み上げいつでも試合ができる万全の状態でいました。
そしてついに迎えたデビュー2戦目の9月6日、再び衝撃的な結末が。
対する相手は大森健太郎選手。年齢も阿部選手よりも一回り以上も上で、ボクシングのキャリアも4戦と阿部選手よりも経験豊富な選手でした。
試合開始直後から阿部選手は左で距離を測り、時折、ワンツーを放ち自分のリズムを作ります。
相手も好戦的に手を出す中、試合開始から15秒を過ぎたところで左からスピードのある右のショートを打ちぬきました。
相手の足がその場で止まり、そのまま上体を硬直させて後ろに倒れたところでレフリーがすぐに試合をストップ。
見事、開始から17秒での1R TKO勝利となりました!
奥田会長曰く、「練習通り。黙っていてもしっかり練習しているし、何の心配もなかった」とのことで、安心して見ていられたようです。
次戦は11月3日。
対戦相手は宮田ジムの久保春平選手。次の試合で6戦目と阿部選手よりもキャリアがあります。
久保選手の出身は鹿児島県の喜界島なのですが、実は喜界島は当ジムの奥田会長と同郷でもあります。
そんなこともあり、会長も「次の試合は絶対に負けられないよ(笑)」と意気込んでいます。
試合翌日から練習を開始している阿部選手。
普段は寡黙な男ですが、心に期するものは熱いものがあります。
皆さま、引き続き阿部愛斗選手の応援よろしくお願いします!
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